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開発許可後の手続。

市街化調整区域に家を建てるときに、開発許可申請という手続があります。
これって許可が下りればそれで終わり、っていうことではなくて、その後に工事着手届や完了届を出さなきゃなんですね。

そして伝家の宝刀の「検査済証」を受領して、建築やさんにバトンタッチです。
この検査済証までの道のりは、スムーズに行くことが殆どですが、時折テクニカルな場合があります。

造成工事が必要のない土地なら、予め写真を撮って、境界杭の確認をしておいて、その旨市の担当者に伝えておけば、現場検査もスムーズになります。(対応は自治体によって異なります)
そして現地検査を受けて問題なければ検査済証受領の流れになります。
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じゃ造成工事が必要な場合は?って誰に問いかけしてるのかわかりませんが(笑)
盛り土や切り土、よう壁が必要な場合、許可書が下りてから、段取りよくしないと止まっちゃうんですね。

許可書受領→造成工事→杭再確認→完了写真→完了届→現地検査→検査済証受領。
いかに短期間で仕上げられるかは、ホントに段取り8割ですね。

自分の親父位の年代の男達と現場で「あーすればこーすればどうすれば」なんて言いながら仕上げていくのが最近は快感です。
ただ、連日悪天候明けの現場は壮絶です。

「できねえもんはできねえっしょっ!!」「無理べえさせんなや。」
なんて怒号が飛ぶようなことはありませんが、通常の3倍の速度で仕事します。

先日も、巻き巻きの現場で、なんとか検査済証の目処が付いたのでホッとしました。

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シャアザクに睨まれながら。